2月23日(土曜)

横浜の日産グローバル本社ギャラリーにJAZZJAPAN AWARD LIVE!っての観に行ってきた。
パフォーマンスだったりアルバムであったり特別賞だったりで4組の受賞者が2曲くらい演奏してインタビュー受けての流れで最初のボブ・ジェームスと挟間美帆とm_unitとかってのはちょっとしっとりしすぎててスタンディングだったもんで辛かった。その後の初見だった横濱JAZZ PROMENADE ALL-STARSとJ.A.Mは本当に最高だった!!メンバーの名前言われてもわからなかったんだけどとにかく豪華な面子がこの日限りの結成しての演奏ってことだったんだけど、終始全員がとにかく前に出張りまくって主張しながらも引き立てあってる印象がかっこよかった。特にピアノの拳を鍵盤に叩きつけるような演奏(実際もうチョップに近い弾き方も何度かしてた)とベースの鬼気迫るような荒々しさはハードコアに近いものを感じた。そして一番驚いたのは演奏後のインタビューでメンバーは事前に練習だったり打ち合わせもなく当日に一同が会しての演奏だったってこと。すげー流石ジャズだわって思った。
それから本命J.A.M。2作目から知って枠にはまらない演奏の幅の広さがありながらもジャズって地盤がしっかりしてるところにハマって去年にリリースされた3rdも当然ながら自分の中で結構な名盤でそのアルバムが受賞しちゃうのも当然だよなって感じで実は初見のJ.A.Mだったんだけどピアノ、ベース、ドラムの自分好みのシンプルなコンボ編成の演奏はシンプルながらも少しずつ波に乗って最終的にはかなり荒々しく畳み掛ける感じがやっぱかっこよくて前にやった横濱JAZZ PROMENADE ALL-STARSとは対照的な勢いの強さってのは丁度ちはやふるを観てたからピンと来た例えだけど正に「荒振る(あらぶる)」と 「千早振る(ちはやぶる)」に当てはまるなって思った。この場合はどちらが正しいか悪かってのではなく純粋に激しいか静の中に潜む激しさ的な意味で。とにかくこの2組が観れて良かった。終わった後は折角日産の中ってことでランエボとか乗ってあまりのかっこよさに危うく買っちゃうところだった。